特色

教室員は、主任教授、教授、准教授、講師、助教、病院助手、レジデントで構成されている。白内障を軸に、網膜硝子体、斜視・眼瞼、緑内障、角膜など幅広い分野の先端手術を行っており、また黄斑疾患診療として、薬剤の硝子体内投与や光線力学療法を含むレーザー治療も数多く行っている。

研究分野としては、これまでの流れであった神経眼科領域はもとより、新たに網膜領域の臨床・基礎研究が進行している。光干渉断層計をはじめとする診療機器の産学共同研究や、網膜虚血に対する新規治療法の確立に向けた基礎医学教室との共同研究にも取り組んでいる。

毎年の入局者は、眼科専門医取得に向けて学内もしくは関連病院で研鑽を積み、診療技術を身に着けるとともに、学会発表や論文作成の指導を受けている。専門医取得後は、大学院への進学や大学病院での実臨床を通じてより高度な専門領域を習得する機会を得たり、関連病院などで地域に密着した医療を実践したりしている。