教授あいさつ

人が受け取る情報の8割以上は目から入ります。そのため、視覚の維持はとても重要です。高齢化社会を迎え、白内障、緑内障、加齢黄斑変性などの目の疾患の罹患頻度はますます増加します。患者さまの視力を守るだけでなく、より質の高い見え方を提供して快適な生活を送って頂く手助けをするのが、我々眼科医の役割となります。

兵庫医大眼科では、黄斑・網膜・糖尿病、神経眼科、角膜、緑内障などといった各専門領域で最善の医療を提供するだけでなく、トータルで目を診ることを心がけていきます。大学病院ならではのチーム力で診療にあたれるよう、一同邁進しているところです。

当科の医師には、日々の診療ならびに臨床・基礎研究を通じて、眼科医療の楽しさ、奥深さ、そして現状の医療の限界を知ってもらい、その限界を少しでも克服できるよう挑戦していってもらいたいと願っています。各人の目標を叶えるための場はできるだけ提供していきます。眼科医療に興味をもっている皆さん、まずは当科をのぞきにいらして下さい。

より信頼される眼科チームとなるべく、引き続き皆で力を合わせていきますので、ご支援よろしくお願い致します。